旅客機のエコノミー・ビジネス・ファーストクラスの劇的な違い



ビジネスクラス

 

 

ビジネスクラスは航空各社が最近最もサービス開発に力を入れているクラスです。ビジネスクラスの旅は、空港からすでに始まっています。

 

 

ビジネスクラスには専用のチェックインカウンターがあり、長い列に並ぶことはありません。スムーズなチェックインは混雑している時間帯にはありがたいもので、空港によっては保安検査場や入国審査にもビジネスクラス・ファーストクラス用の優先レーンが設けられています。

 

 

受託手荷物にプライオリティータグが付けられており、到着空港でも優先的に扱われます。無料手荷物の容量についてもエコノミークラスより優遇されるので安心です。スムーズなチェックイン後はラウンジへ。ラウンジ施設はやサービスが充実しているので、このラウンジを利用するために、ちょっと早めに空港に来る人もいるほどです。

 

 

ビジネスクラスなら乗り継ぎの空港でもラウンジが使えるので、長距離路線の乗り継ぎ便でも快適に過ごせます。ビジネスクラスのラウンジはスペースも広々しており、食事のメニューもバラエティ豊かです。もちろんビールやワインなどアルコールも充実。夜便や乗り継ぎの際はシャワールームを利用できます。

 

 

無線LANでインターネット接続もできます。パソコンやコピー機を備えたビジネスコーナーもあります。

 

 

長距離路線の座席はフルフラットシートが標準です。シートは人間工学等を考慮して、座り心地や寝心地を追求しています。ビジネスクラスの一席あたり空間はエコノミークラスの約3倍もあります。座席前後の間隔や幅にもゆとりがあり、荷物を置くスペースも十分にあります。また、最近はどの席からも直接通路に出られるレイアウトが多くなっています。

 

 

フルコースの機内食は、メインが3~4種類から選べるところもあります。テーブルにクロスが敷かれ、陶器のお皿で一品ずつ料理が運ばれてきます。日本の航空会社以外でも、料理の選択肢に和食を用意するところが増えてきています。お酒も珍しいものや高級なものがそろっています。

 

エコノミークラスとビジネスクラスの違いは相当なものです。